M12
製品説明
Fujitsu SPARC M12-2 サーバーは、高い信頼性と優れたプロセッサ コア パフォーマンスを提供します。シングル プロセッサ構成とデュアル プロセッサ構成が用意されており、24 コアと 192 スレッドまで拡張できます。オンライン トランザクション処理 (OLTP)、ビジネス インテリジェンスおよびデータ ウェアハウス (BIDW)、エンタープライズ リソース プランニング (ERP)、顧客関係管理 (CRM) などの従来のエンタープライズ クラスのワークロードだけでなく、クラウド コンピューティングやビッグ データ処理の新しい環境にも最適なサーバーです。
富士通 SPARC M12 サーバーには、コアあたり 8 つのスレッドによるスループット パフォーマンスの向上と、DDR4 メモリの使用によるメモリ アクセスの大幅な高速化を特徴とする SPARC64 XII (「12」) プロセッサが組み込まれています。さらに、富士通 SPARC M12 サーバーは、プロセッサ自体に主要なソフトウェア処理機能を実装することで、インメモリ データベースのパフォーマンスを大幅に向上させます。この機能は、Software on Chip と呼ばれます。これらの Software on Chip 機能には、単一命令複数データ (SIMD) および 10 進浮動小数点算術論理ユニット (ALU) が含まれます。
Oracle Solaris 暗号化ライブラリを使用して暗号化処理を高速化するために、追加の Software on Chip テクノロジが実装されています。これにより、暗号化と復号化のオーバーヘッドが大幅に削減されます。
Fujitsu SPARC M12-2 サーバーのエントリー構成には、プロセッサが 1 つ含まれています。システムでは、少なくとも 2 つのプロセッサ コアをアクティブ化する必要があります。システム リソースは、必要に応じて、アクティベーション キーを使用して 1 つのコア単位で徐々に拡張できます。コアは、システムが動作している間、動的にアクティブ化されます。
主な特徴
• ERP、BIDW、OLTP、CRM、ビッグデータ、分析ワークロードに最適な高パフォーマンス
• 24時間365日稼働のミッションクリティカルなアプリケーションをサポートする高可用性
• ダウンタイムなしで、少しずつシステム容量を迅速かつ経済的に拡張
• 新しい SPARC64 XII プロセッサのソフトウェア オン チップ機能により、Oracle Database のインメモリ パフォーマンスが大幅に向上
• 柔軟なリソース構成により、システム使用率が向上し、コストが削減されます。